皆さんこんにちは、司法書士講師の三枝りょうです。
収録にせよ何にせよ、「行き」は資料を読んでいます。
が、しかし、「帰り」までそれをするほど勤勉ではありません。
スマートフォンを所有したものの興味がないので、他の電車内の乗客のように小さい画面に夢中になってかじりつく方法に辿りつけません。
という訳で帰りの電車内では読書をしています。本は楽しいです。
勇者たちの中学受験です。
スマートフォンを所有したものの興味がないので、画像の反転を直そうという発想に至りません。
本は楽しいですが、この本はしんどいです。
花村萬月氏の「日蝕えつきる」も「食べるラー油」的な表現で申し上げると、「読む苦痛」な本でした。
司法書士受験生さま、読書がお嫌いでなければ合格後にお読みください。当方が言っている意味が分かります。
で。本書は。
それとは別の種類のしんどさです。ため息しか出ません。
おおたとしまさ氏は、教育ジャーナリストです。
「ルポ・塾歴社会」「なぜ中学受験するのか?」などルポルタージュと申しましょうか、ノンフィクション作品は色々と読みました。
安浪京子先生とのコラボ本も面白かったです。
が、しかし。おおた氏が小説まで書けるとは。
本書もノンフィクションを謳っていますが、完全に小説です。ドラマ。
小説家おおたとしまさです。
中学受験の受験親だけをターゲットにした本です。
「司法書士試験の受験対策本くらいストライクゾーン狭いな。」と思いましたがとんだ誤解でした。
首都圏だけで5万人いるとかいないとか。それは商売になります。
本書は、すべての中学受験親が読んだ方が良いです。
来年1月10日の埼玉を皮切りに、あと1か月せず受験が始まってしまう「現6年生」の親は除きます。もういいです。
「勇者たちの中学受験」と朝比奈あすか氏の「翼の翼」はツートップです。
「新6年生」以下、本番まであと1年以上ある親は、本書を読んでしんどい思いをしておくことを勧めます。
立て続けに読むと体を壊します。私はいま、2回目を読んでいます。
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プチまな