皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。
東京は猛烈に寒いです。死ぬかも。
は,大袈裟ですけれども,寒いの苦手な私としては,生きた心地がいたしません。
同じく東京都の新島村も寒いです。寒いと申しましょうか,風が凄い。
11月から2月くらいまでは,西からの季節風,通称 『西ん風』 が強く吹いて,絵面(えづら)だけ見ると澄み渡る景色で感銘を受けますが,撮影当事者はガクブルでそれどころではありません。
さて問題です。
死刑,懲役,禁錮,罰金,拘留及び科料
これなーんだ。
そうです。日本の刑法の刑罰の種類です。主刑。
これに加え,付加刑として没収があります。なお,上記は,刑の重い順です。
それでは次の問題です。
遠島
これなーんだ。
これは 『えんとう』 と呼びます。流罪。
日本では死罪の次に重い刑罰として存在しました。明治時代まで。
江戸時代までの話かと思いきや,流刑地は北海道に変更になったものの,明治41年まで存続していました。
明治41年10月1日に刑法が施行されました。そういうことです。
江戸時代までは,新島も流刑地に指定されていました。
実際に足を運んだ,いや海を渡った者の感想としては,『よくここまで連れてきたな』 と。そう思います。震えます。
江戸時代の船にエンジンが積まれていたとは思えません。
それから。流された人たちも慣れぬ環境で大変だったろうなと。
私ならば,3か月もしないうちに死んでしまう自信があります。
『飛騨ん爺』。ひだんじいと読みます。
上木甚平衛,通称 『飛騨ん爺』 は,62歳で新島に流されて,85歳まで島で暮らしました。
凄いなと。震えます。
江戸時代の家に床暖房が装備されていたとは思えません。
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プチまな
本件については,また後日といたしましょう。