皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。
youtubeでもいかがでしょうか。
THE BOOM 師匠で風になりたいです。
選曲の理由は特にありません。
昨日ご案内のとおり,平成27年8月10日現在において公表されている情報に基いて,少し分析してみましょうか。
例年の作業です。
まずは昨日の確認です。
午前択一式の基準点は,30問
午後択一式の基準点は,24問
「択一式」とは,マークシート問題のことで,「基準点」とは,足切り点のことです。
なお,午前の足切りが35問中30問!という表層的事実に惑わされていると本質を見失います。
H27午前択一を突破した人数
3303名
H27午後択一を突破した人数
3339名
昨年度と比較します。平成26年度は,
午前2525名
午後4759名
が足切りをクリアしました。
いかがでしょう。
昨年の午前択一の基準点は26問でしたが,それで生き残ったのは,2525名。
翻って,今年の同基準点は30問ですが,それで生き残ったのは,3303名。
つまり,昨年に比して,午前の絞込みはユルめ。です。
午後択一も同様に見て行きましょう。
昨年の基準点は24問でしたが,それで生き残ったのは,4759名。
今年の基準点も24問ですが,それで生き残ったのは,3339名。
上位3300番台しか残れないのは平成18年以来です。午後の絞込みはキツめです。
司法書士試験の合格基準が相対評価であることがよく分かります。
「8割取れればだいたい合格」的なことをパンフに載せるクソな予備校はないでしょうが,あるとすれば大嘘つきも甚だしいということになります。
本年度で申し上げると
午前は上位17.9%まで,午後は上位18.6%まで
が,とりあえずゲートを通過しています。
まだ,ゴールへは辿り着いておりません。ハードルを越えたというだけです。
ここからは予想です。
記述式問題は,「配点が70点」ということは公知の事実ですが,解答欄の配点は,一切不明です。
したがって,基準点を予想するのは簡単ではありません。
が,しかし,本年の出題レベルを考慮すると,まあ極端に上がることも下がることもないかと推察します。
平成22年から同27年までの記述式問題の平均基準点が,38.3点です。
0.5配点なので,38.5点としましょうか。
今年の記述式の基準点(予想値)です。仮に。
予想値を出してみましょう。
平成27年度司法書士試験筆記試験の最低合格点について。
例年申し上げていることですけれども。
非司法書士受験生さまへ
「興味がないことにも,とりあえず付き合う。」
これが大切です。あと少しですからしっかりついてきてください。
択一の基準点が30問+24問で,合計54問。
1問3点で計算するので,54×3で,162点(A)。
(A)に記述式の基準点(予想値)を加算します。
162+38.5で,200.5点(B)
(B)が,すべての基準点の合計点(予想値)です。
スパイスとして,(B)に18点を加えます。
で,出ました。
平成27年度司法書士試験筆記試験の最低合格点(予想値)は,「218.5点」です。
平成21年(221.0点)以来の高得点間の戦いになりそうです。
いかがでしょうか,司法書士試験受験生さま。
上掲の数値を踏まえて,マズイなと感じたら,ぼんやりしないことが肝要です。
来年絶対合格を誓うのであれば,三枝りょうこクラスの門戸を叩いてください。
勝利への確かなルートがそこにあります。
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オオグソクムシです。
深海の生物です。だそうです。
水槽の下から顔を突っ込んで,さあ写真を撮影してSNSに投稿しよう的な水族館のサービスはいかがなものかと思いますけれども。
とりあえず,乗っかっておこうかなと。
クーラーボックスで泳がされて,ヒトにいじられまくるのは深海の生物としてはどんな気分かわかりませんが,運営サイドでOKということなので掴まえてみました。
人生は参加型です。
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平成27年度司法書士試験筆記試験の基準点の発表に基づく分析について☆
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