皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。
東京司法書士会より拝命する任務の中で、楽しい部類に入るのが「登録面接」の面接係の任務です。
「高校生のための法律教室」の派遣講師も、士業合同の相談会イベントの相談係も楽しいです。
いずれも、原則として「人の生き死に」に影響を与えません。司法書士は平和だなと感じます。
会場は、四ツ谷の司法書士会館です。
当方の居所からだいぶ遠いのが難点といえばそうです。
登録面接の面接室は決まった場所がある訳でなく、都度、空いている部屋を使用している印象です。
時に「会長室」だったりすることもあります。
当方がいつの日かそこに座る日を夢見ている、あの、東京司法書士会会長の座です。えぇ。
登録面接は、司法書士試験の口述試験同様、「落とす」タイプのものではありません。
が、しかし、見知らぬ他人にアクリル板越しにじっとりとした目で見られて「全然平気ですけどー。」的なタイプの人は司法書士試験に合格してきません。
大抵は、やや緊張の面持ちでいらっしゃいます。
気を紛らわしていただこうと「ここは会長室なんですよー。」と世間話を振ったりもします。
ビッグなタイプだと「そうですか!私もなれますかね?」的な人もいたりして、似たようなやつがどこにでもいるものだと感心したりもします。
もっとビッグなタイプだと「来ない。」という人もいます。
登録申請を失念してるのか別日と勘違いしているのか、全然来ないです。
事務局の係の者も、半眼でボーッとして口からエクトプラズム出ている当方を見て哀れと思うのか、連絡はしているようですが、ビゲストですから大抵つかまりません。
当方は、口からエクトプラズム出ていますけれども、腹を立ててはおりません。
立腹するエネルギーはとっくの昔に当方から失われています。
面接をする以上、資料には丁寧に目を通し準備万端調えておりますけれども、任務上、当方がなすべき作業をしただけで、どうということもありません。
やれやれと帰途につく途中で電話が鳴ります。
つかまったと。ついては明後日にこの一人だけ面接をしてくれないかと。
マジですかと。
会場は、四ツ谷の司法書士会館です。
当方の居所からだいぶ遠いのが難点といえばそうです。
まあいいでしょう。司法書士は平和だなと感じます。
登録後に決済日を間違えてお客さんに激怒されないこと祈ります。
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